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ダイヤモンドカラットとは~大粒ダイヤモンド&ダイヤモンドスクラブ
カラットとミステリアスな魅力
ダイヤモンドの4Cの中でカラットとはダイヤモンドの重量、重さの事を表します。ダイヤモンドを購入するときダイヤモンドの大きさの~ct.でそのダイヤモンドの大体の平均的な値段の目安がわかると思います。ラグジュアリーなジュエリーブランドになると1ct.をこえるようなダイヤモンドは相当な金額になりますがダイヤモンドの品質が劣らなければその価値はカラットによって決まると言っても過言ではありません。

たとえばジュエリーブランドのダイヤモンドになるとダイヤモンド自体には資産的価値はごく一部のダイヤモンドジュエラーが決めていて本来ダイヤモンドの価値は取り引きの性質上市場の大半を閉めているものでなければ密輸であると言われています。もともとはダイヤモンドの産出国はインドですが後にブラジルなどでも大量のカラットが採掘されるようになりました。南アフリカの鉱山でのダイヤモンドの採掘は紛争にも深く関わりがありダイヤモンドの輸出によって情勢や経済は常に左右されます。イスラエル資本が参入してきたこともありダイヤモンドの取引は昔からユダヤ系の業者が圧倒的でしたがそのせいかダイヤモンドの取り引き場でもあるベルギーのアントワープでは昨今、閉鎖されるダイヤモンド工場や失業する技術者が多く出ています。アントワープのダイヤモンドに関する目利きの取引業者や研磨などに関わる優秀な職人の多くはベルギー系ユダヤ人がほとんどなのです。ハイジュエラーの代表的な様々なブランドではよくカラットの大きなダイヤモンドが話題のニュースになりますがもしこのカラットのダイヤモンドが正規の取り引きではなかったら騒がれる事もなくカラットを含む4Cのクォリティが高ければすごい資産としてひっそりと存在するのでしょうか。

ダイヤモンドのカラットは採掘された原石の重量がカットによって決まりますが驚くような大きなダイヤモンドの原石はカットが施される前の鈍い光を放つ原石の大きさです。宝飾品になる前のカラットですがハリー・ウィンストンは「カットのためになぜカラットを犠牲にしなくてはいけない?」というほどカラットに対してはもとの原石の重量を見抜き執着しています。数あるダイヤモンドの宝石としてのカラットで話題になるのは世界市場を占めている大手4社になりますが話題性のあるユニークなダイヤモンドはジュエリーブランドではなくても興味深くありませんか?もしも世の中に知られたジュエラーではなくてこの世の中にはもしかしたらすごいカラットのダイヤモンドがたくさんあるのかもしれません。ダイヤモンドのような自然の産物である鉱山から採掘される宝石は誰の手によって経てきたかでその価値が世間的に決まってしまうのはこれほどミステリアスな存在もやはり魅力の一部ではないでしょうか。
ダイヤモンドの元締めデビアスの背景

ダイヤモンド世界市場のほとんどを数十年前まではデビアス社が100%占めていました。現在では70%だと言われていますがデビアスがダイヤモンドの元締めとして市場を掌握していた時代から考えるとどうしてもダイヤモンドにまつわる「クリーンなイメージ」についての課題があるかと思います。そのダイヤモンドはどのような経路を辿ってきたか?が気になるのはダイヤモンドの産出国でもある南アフリカの情勢とも深く関わっているのではないでしょうか。ダイヤモンドの元締めデビアス社は今年に入って日本での出店を見直すために全て撤退してしまいましたが2013年頃迄の浮かれたムードと一転してしまった空気感が急に漂うのは気のせいでしょうか?デビアスが日本から撤退してしまったニュースよりも心惹かれてしまうのはやっぱりユニークなカラットのダイヤモンドの話題ではないでしょうか。こんな時代こそ魅力的なダイヤモンドの出現にちょっと関心をもってみたら意外な背景が見えてきたりして。
グラフの大粒ダイヤモンドの夢を見る
名古屋のグラフでは最近グラフを象徴する大きなイエローダイヤモンドがお披露目されましたがいわゆる「カナリアダイヤモンド」の名称など超えているなような迫力のカラット。「ザ・ゴールデンエンプレスグラフ」は132 .55カラットのイエローダイヤモンドはグラフのコレクションの中でも有名なイエローダイヤモンドです。ボツワナのカロエ鉱山で採掘された原石はヴィヴィッドカラーダイヤモンドの中でも最上級のイエローダイヤモンドで2015年に採掘された1109カラットのダイヤモンド原石の゛レセディラロナ″の一部になります。およそ30億年前に地球の形成期の早い段階に成長しはじめたものだと考えられています。ダイヤモンド鉱山の地質上ずっと地中の中で眠っていたヴィヴィッドカラーダイヤモンドの原石が押し上げられてきたのはとても神秘的で感動的ですね!

無色透明の118.78カラットのハート型ダイヤモンドの゛ヴィーナス″が公開されましたがこのダイヤモンドは375カラットの原石からカットされましたが18ヶ月かけて研磨されました。ハート型のダイヤモンドはとても女心をくすぐられますがダイヤモンドにとってとても魅力を感じるエピソードはどうしてもその希少な存在感ではないかと思いました。カラットについての魅力はグラフやデビアス、ハリー・ウィンストンに限らず有名な大粒ダイヤモンドはその希少なエピソードとともに存在します。オークションでも誰が大粒のダイヤモンドを購入したかとか話題に事欠きませんが正規のルートを必ずしも辿っていないダイヤモンドの存在が多いこともダイヤモンドのミステリアスな魅力だと思っています。
ダイヤモンドスクラブはいかが?
ではカラットの大きなダイヤモンドでなくてはダイヤモンドの価値はないかと言うと意外なユニークなダイヤモンドの存在もあったりします。これはダイヤモンドの業者や研磨作業などの職人ならどう思うかは別としてたとえばジュエリーにするほどではないようなダイヤモンドやパヴェなどに使われるような小粒の宝石ではどうでしょう?パヴェにできるならジュエリーになりますがそれ以外で見つけてしまったダイヤモンドジュエリーとしてはスクラブなんていかがでしょう?
美容家の本などによく書かれていたりしますがモナコなどでダイヤモンドスクラブの記事などをよく目にしました。要するにボディスクラブのクリームに粉末のダイヤモンドが入っているのです。ダイヤモンドのジャリジャリする感覚が美容としてエステシャンやセラピストの手によって美しくなれるなんて素敵ですね!

ダイヤモンドのカラットについて言えばそのダイヤモンドの重量にばかりフォーカスされますがたとえ粉末であってもダイヤモンドなのです。コスメブランドの中では高級なラ・プレリーやドゥラ・メールなどがダイヤモンドスクラブを販売しています。日本にはラ・プレリーやドゥラ・メールの施術を受けられるサロンは限られていますが海外ではもっとダイヤモンドスクラブは一般的なようです。ダイヤモンドスクラブの粉末がお肌に残るキラキラがある意味とても贅沢なダイヤモンドジュエリーではないでしょうか。ドゥラ・メールのダイヤモンドスクラブを使ってのサロンでのエステはお顔用のダイヤモンドスクラブを全身に使ってマッサージをするようです。このお顔用のダイヤモンドスクラブは普通に販売されていますのでこんな時代だからこそもしかしたらミクロなカラットのダイヤモンドが私達を癒してくれるかもしれませんね♪