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ダイヤモンドジュエリーの魅力~ダイヤモンドジュエリーの最高峰はティアラ!
ダイヤモンドティアラとベルエポック
19世紀から第一次世界大戦(1914年)までのパリが繁栄した華やかな時代、その文化を回顧して語られるベルエポックがもたらしたエレガントな芸術のひとつにティアラがあります。ベルエポックでは王家が成功と財産をアピールする印になったのが頭上で輝くティアラです。頭に宝石、おもにダイヤモンドで緻密にその輝きと繊細なデザインで女性を美しく豪華に演出してきた歴史を持つティアラは19世紀には貴族の結婚式を象徴するアイテムでした。第一帝政時代に皇后ジョセフィーヌの頭を飾った多くのゴージャスなティアラはナポレオンの偉大な権力を知らしめるベルエポックの伝統的な芸術に見られます。今日、ティアラは王家、王室、皇室、王侯貴族などに現在でも見られますが女性にとってダイヤモンドを散りばめたデザインのティアラは憧れですね!
ティアラのクリエイション

プリンセス的なアイテムであるダイヤモンドジュエリーのティアラの魅力については、ウェディングドレスのコーディネートに、あるいはパーティーなどではヘッドバンド、エグレットなんてとても素敵です。ティアラの制作は今もその複雑で緻密な制作過程は伝統技術として伝えられていますが現代ではかなりティアラの重さは軽くなったようです。(中世では重いようです)
ティアラの制作過程は約2~6ヶ月必要で全てのはじまりはデッサンから始まります。成形、解体、セッティング準備、研磨、ダイヤモンドの再カット、セッティング、純度を保証する刻印などを経て最終組み立てをして仕上げをする…というような複雑なプロセスを辿ります。この伝統技術は現在ではニッケルシルバーで立体模型を作る特殊技術を使用して頭の形や取り付け具合にあわせての制作が可能になりました。多くのプロセスを経て出来上がる宝石が輝くティアラは女性に比類ない力を与えてきましたがティアラの魅力は今なお変わることがありません。
素敵なプリンセスになれるティアラ
ルエポックの時代の華やかさだけではなくティアラをコーディネートするスタイルはドレスにあわせて選ぶ事ができますね。たとえばウェディングドレスのデザインを選ぶ時にどんなプリンセスになりたいか?をイメージしてみてはいかがでしょう。
プリンセスライン&ダイヤモンドティアラ ~ シンデレラスタイル
ドレスの裾がお花のように広がったプリンセスラインのドレスにはダイヤモンドティアラは素敵にきまります♪ シンデレラのようなイメージで少し背の高い女性ならとてもエレガントでロマンティックなスタイルになるのではないかと思います。トレーンを長く引くようなベールをつけても素敵です。ロングヘアのおろした髪の上にティアラでコーディネートするとダイヤモンドティアラもゴージャスというよりはフェミニンなムードになりますね。
エンパイアドレス&エグレットティアラ ~ ジョセフィーヌスタイル
ベルエポックの象徴的な帝政風エンパイアラインのドレスならジョセフィーヌのような優雅なエレガントさで。ハイウエスト切り替えが特徴のこのデザインは少しローマ時代も思わせる、神話の女神のようなイメージでエグレットタイプのティアラをコーディネートしてみては?エグレットとはティアラよりも頭の前のデザインを扇のように広げたタイプですがティアラよりも量感はありません。
マーメイドライン&ダイヤモンドΧサファイアのティアラ ~ 人魚姫のように
マーメイドラインのドレスはウエストからシェイプして裾広がりになったまるで人魚のようなデザインですがウェーブのかかったロングヘアに額の辺りにくるようなティアラが素敵ですね。ダイヤモンドと海のカラーのブルーのサファイアがセッティングされた繊細なティアラなら人魚姫のようなスタイルに。
Aラインドレス&ダイヤモンドΧエメラルドティアラ ~ 中世のプリンセスのように
全体的にすっきりとした自然な裾広がりのAラインのドレスにはヘアスタイルはアップで自然を感じさせるダイヤモンドティアラなんて素敵!オーロラ姫のような今も森の奥に残るフランスの古城に住んでいるような・・・気品と高貴さが演出できるこのドレスにはダイヤモンドとエメラルドをあしらったティアラなんてとてもエレガントですね。
ミニレングス&ダイヤモンドΧルビーのヘッドバンド ~ フェアリーのように
軽やかなミニレングスのドレスにはダイヤモンドと赤いルビーやピンクの宝石がセットされたティアラというよりはヘッドバンドがとてもマッチすると思います。ティアラのデザインもヘッドバンドのような軽めのデザインならミニレングスの可憐なドレスをさらにかわいく引き立ててくれそうです。
ロングレーススリーブ&ゴージャスダイヤモンドティアラ ~ キャサリン妃のように
ロイヤルファミリーのファッションはいつも私達の関心の的ですがクラシカルなレースの長袖のドレスにはダイヤモンドティアラも正統派なロイヤルスタイルでコーディネートしてみてはいかがでしょうか。最近のドレスのトレンドがレースの長袖ドレスなのは英国風のロイヤルファミリーの影響が漂っています。長めのトレーンやマリアヴェールもすごくにあうドレスなのでヴェールによってティアラのデザインを考えてみるのも素敵です。額の辺りにするヘッドバンド風ティアラやヴェールの上からつけるティアラなどゴージャスなデザインも素敵ですね。
ウェディングドレスとのティアラの相性は絶対素敵に決まりますがウェディングドレスにコーディネートするならダイヤモンドティアラもレンタルで体験できてしまいます♪全く縁がないなんて思う事はありません。私達の身近にダイヤモンドティアラは手の届くところにありますがたとえばヘッドバンドや細目のデザインのティアラならフォーマルドレスにあわせてもエレガントです。
ダイヤモンドジュエリーの中のティアラ
センスの良いティアラなんて持つのは憧れてしまいますが黒いドレスにダイヤモンドティアラもすごくシックで素敵です。ロイヤルファミリーようにゴージャスなティアラではなくても頭にダイヤモンドを飾る事のできるティアラの魅力はダイヤモンドジュエリーの中では特別なように思います。

その昔、王侯貴族達が成功と財産を誇るための象徴であったティアラ(王冠)ですがファッションとしてもっとコーディネートされるととてもカッコいいと思いませんか?ウェディングドレスにコーディネートするとティアラは全ての女性達をプリンセスにしてしまいます。ダイヤモンドだけのティアラやダイヤモンドとパールなど他の宝石とのクリエイションのティアラもたくさんありますね。
ティアラの芸術や伝統技術、歴史などについて調べてみるととても興味深いものもあります。ナポレオンとジョセフィーヌ妃のようなエピソードもたくさんあってダイヤモンドジュエリーの奥の深さに感動してしまいます。
ティアラの芸術性とダイヤモンドジュエリーの夢の世界
数々の宝飾ブランドでもハイジュエリーとしてティアラは存在しています。ハイジュエリーのストーリーは私達にいつも夢を与えてくれますがダイヤモンドジュエリーの最高峰は頭上に輝くティアラではないかと思います。ハイジュエリーブランドのCHAUMETのコレクションが最近北京の紫禁城であったそうですがダイヤモンドジュエリーに興味を持つとそんなニューズレターもすごく気になったりします。宝石の価値は所有することだけが全てだとは思いませんが一番重要なのは夢をみせてくれることではないかと思います。そのきっかけがダイヤモンドジュエリーのクリエイションや伝統技術について興味を持つきっかけになるなんて…すごく素敵な事だと思いませんか?