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誕生石の種類と特徴~12ヶ月宝石story
誕生石の神話と宝石の持つパワー

誕生石の由来は占星術、聖書の黙示録などにも密接な関係があると言われていますがポーランドの宝石商がこのロマンティックな12ヶ月誕生石のストーリーを考えたのがはじまりなのだそうです。12ヶ月の生まれ月の宝石を身につけるとお守りになるとか一般的に誕生石はよく知られていると思いますがジュエリーをコレクションするならその月にあわせて宝石をコーディネートするというアイデアもとても素敵ですね。ポーランドの宝石商というとやはりユダヤ人のイメージが強いのですが(本当にユダヤ人だそうです)ユダヤ密教にも繋がりがあるように感じます。占星術と聖書の黙示録なんてとても神秘的で深い地中から現れる私達を魅了する宝石はそれだけで不思議なパワーが宿っているように感じます。
春に生まれた月の誕生石
1~4月迄の春の誕生石はイメージ的にもこれから成熟していくような過程を感じさせます。
ヴァイタリティと生命力
1月のガーネットはルビーよりも深い赤を感じさせますが青以外のたくさんの種類があるそうです。意味は真実や忠実などと言われガラナイツ(種という意味)とも呼ばれるようにインドでは生命力を象徴する宝石なのです。パワーストーンとしての効果は心を豊かにし想像力と物事を見抜く力があるそうですがノアの方舟で唯一の灯りがガーネットのきらめきであったように活力を与えられるような魅力があります

虹の最後の色の紫~心のニュアンスの変容
2月のアメジストは紫水晶ですが枕の下に入れて寝ると悪夢を見ないそうです。以前原石のアメジストを持っていましたが、原石は賛否両論あって人の手をあまり経ていないと(研磨や加工)自然の霊的なものが石に憑いている事があるという意見もあります。アメジストには悪夢や中毒にも効果がありそして恋愛にも効果があるそうです。
コーラルの補色はターコイズの関係
3月のコーラル(珊瑚)のピンクはまるで少女のような可憐さがありますね。邪悪なものから身を守るという意味があって魚座などの水の星座生まれならより効果があるようです。コーラルの相対する補色は色相環ではターコイズですがどちらも海の宝石でとても興味深いと感じてしまいます。数秘術的にも3月と12月(1+2=3)でおなじ3の意味がありますがとても深遠なものを感じます。
プリズムを通した色彩の色はクリアに。
4月のダイヤモンドは無色透明なその輝きは「永遠の絆」という意味の通り結婚指輪にもよく使われますが瞑想にも効果的でプラス志向になれる事にも期待できるそうです。ダイヤモンドの誕生石カラーは無色透明の白ですが目に見える全ての光の故郷、白は全虹色を含む光の集合です。ダイヤモンドの持つスピリチュアルな効果がとても感じられます。
夏に生まれた月の誕生石
5~8月迄の初夏から真夏の誕生石は強い主張やこれから降盛を迎えるようなイメージを感じさせます。
クレオパトラ&シーザー×西太后
5月のエメラルドや翡翠が代表的な誕生石ですか幸運の守護、富や名声という意味から東西で言えば翡翠には中国の西太后のような女傑の逸話を思い出させます。シーザーはエメラルドの収集家であったことも有名ですがクレオパトラもエメラルド鉱山を持っていたぐらいエメラルドは高貴な身分の守護的な宝石のようです。

愛と美の女神アフロディテの象徴
6月は真珠ですがボッティチェリの有名な絵画「アフロディテの誕生」には貝から生まれた様子が描かれていますがあこや貝に真珠の核を埋め込む時の貝の中で美しい真珠が育つ過程に人の手による技工と自然の産物の見事な融合を感じられます。真珠の持つ意味は富と健康ですがよく婚約指輪のケースにはこの美しい貝のモチーフが使われていてロマンティックな気分になってしまいます。
情熱の赤い薔薇
7月はルビーの情熱と深い愛に纏わる意味が躊躇です。ルビーには嫉妬や愛への疑念を払うスピリチュアルストーンとしての効果があるそうです。個人的に誕生石なので時計の文字盤に7時を差すところにルビーが使われているものや何度手放しても自分の手に戻ってくるような宝石のひとつなんです。宝石に関して神秘性を感じるのは石も人を選ぶという言葉を聞いたことがあります。もし縁の深い宝石が現れるならそれはきっと自分にとってお守りになるような石かも知れませんね。
永遠性のオリーブの木の木漏れ日
8月の宝石はペリドットですがこの宝石の持つ意味は仕事の成功、災いを寄せ付けないお守りとして、ストレスを軽減する効果もあります。8月の宝石には後、めのうもよく使われますが私にとってはペリドットは最近の宝石で子供の頃百科辞典に載っていた誕生石はめのう石でしたがイメージしにくかったのをよく覚えています。ペリドットの明るいオリーブグリーンの輝きの方が8月の木漏れ日のような感じを想像させられます。半貴石は世界五大宝石にくらべると手に入れやすいと思いますが他の宝石と合わせてもマッチするような感じがするのはペリドットの意味する和合にも繋がるのかもしれませんね。
秋から冬へ~成熟の季節を感じさせる
聖母マリアの青い衣~聡明なインスピレーション
9月の宝石はサファイアですが聡明、優雅さ、高貴などの意味があります。イライラや心配事を収め自信がつき成功を収める事が叶うそうです。サファイアの深いブルーは宗教的なたとえばステンドグラスに使われるブルーも想像させられます。あのブルーの色素はステンドグラス職人達の視力を奪ったことでもよく知られますがモンサンミッシェル島の街並みの所々に配されたマリア像の青い衣のイメージなんです。私はクリスチャンではありませんが強い保護とインスピレーションの解放、ヒーリングのエネルギーが感じられませんか?
オーパレセントの多彩な輝き
10月の宝石はオパールですがひとつの石の中にたくさんの色が混ざりあっていて見るたびに色のハレーションを感じてしまいます。近年オーパレセントという色彩の名称をよく聞きますが色んな色の光線が絡み合うような、オパールの表現のコーディネートをよく見かけます。オパールの意味には内面の美を引き出すという意味があるそうですが個人の内面には自分でも気づいていない美しさや才能が眠っているかもしれませんね。

豊かさの天使~目覚めの起源としての太陽
11月の宝石はトパーズですが黄玉と言われる煌めく黄色い輝きは明るい気分にさせてくれる宝石ですね!トパーズは友情、未来への希望をもたらすという意味があるようです。黄色というかゴールドのような輝きは実りの秋の豊穣さを感じさせられます。太陽の輝きのような意味するところは太古で言えば卑弥呼の時代の女性的なイメージでしょうか?話題になった女性起業家のドラマがありましたが社会的に女性がまだ進出する事が難しかった時代の行動力による成功のイメージのように感じます。私が思い出すのは女性に参政権ができた時代の「めざめ」に象徴される平塚らいてうの「原始女性は太陽だった」の一節でしょうか。トパーズの輝きにはそんな前向きなイメージがあるように感じます。
ネイティブアメリカンとドルフィン
12月の宝石はターコイズですがこの宝石は危険から身を守るための宝石としての意味を持ちます。盾にターコイズ石が埋め込まれていたり視力を守ることにも効果がありますがターコイズの宝石はよくネイティブアメリカンの守護としての宝石としても有名です。ターコイズブルーの海で自由に泳ぐイルカのようなイメージもターコイズカラーの特徴のような気がします。
誕生石とカラーセラピー
宝石のコーディネートのしかたやカラーの使い方で誕生石や宝石の持つパワーを感じてみるのもすごく楽しそうですね!よく言われる誕生石も宝石の持つ意味&パワーストーンとしてのヒーリング効果については誕生日月に限らずもっと季節や気分アップのために選んでみると宝石のもっと楽しみ方がふえていきそうです。